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2009年 06月 04日

オレゴンよりの使者(破)

2日目。

打ち合わせ通り午前10時起床。戻りが午前4時ころであったのか、
酔いがまったく抜けず吐く息もバッチリ酒臭い(当たり前だが)。

帰宿後、スーパー玉出で購入した飲料水がいけなかったのか
(偏見。ちなみにTは店内に入るまでこの店をパチンコ店だと思っていた。
判りますその気持ち)。
しかし本日はTのかねてよりの悲願を果たす日であるので、
泣き言は許されない。

このドヤは午前9時のチェックアウト時間に合わせて、
事前に館内放送がかかるのであるが、
私はどうやらそれもすっ飛ばして寝ていたらしい。
Tはあまりの空腹に、近くの吉野家で朝食を摂ってきたらしいが。

やるじゃん。成長したな。これでジェダイマスターになれるよ。

おろおろと宿を11時に出て、大阪ホルモン選手権ベスト16(ですからあくまで当社比)
にランクインする「マルフク」へ。
サウスコリア出身のママは相変わらず健啖家で、
彼女のビートの効いたホンキートークが、アルコール漬けの脳にガシガシくる。

まずは迎え酒にアサヒ本生(通称:赤)@160円をグビッと流し込む。
とたんに逆流嘔吐モードに入り思わず涙目鼻汁グビになる私であったが、
右隣のオッサンの首元から覗くTATOOの龍にはげまされ、踏みとどまる。
助けて金子信雄親分。

気を遣ったふりをしてホルモン@120円及び、レバ焼@120円を
ほとんど奴に食わせる。
というか私は吐きそうで『食べられません』(by風間やんわり)でしたので。

このままだとTに釜ヶ崎に偏見を持たれそうだったので、
次に「すーちゃん」「フレッシュ」をパスし(ほんとうは「一番」で
ラフロイグをパキッと決めたかったのだが、そうなると私は
イスラフェルのごとく殲滅確実)、萩之茶屋商店街の「酒のもりた」へ。

奴@新梅田食道街や大安@天満と並んで、魚介類の味には定評がある
(そしてディフェンスに定評があるのは「陵南の池上」)。
相変わらずおばちゃんの笑顔には癒される。

ネタついでに「味処ひょっとこ」で名物の100円カレーを食す。CPは十分。
『そうそう、この味、男の子だよな(井之頭五郎@孤独のグルメ)。』
と独り言を言って気味悪がられる。(+30円で目玉焼きのトッピングが可能)

ここで大阪名物である「串カツ」を食してないことに気付き、
飛田新地(「百番」の前でビビリながらシャッターを切る)をまわって
ジャンジャン町へ。「大万」は定休。
通天閣のネオンサインが「日立グループ」であることに喜ぶT。
ケッ、しょせんは会社の歯車よ。

坂田三吉の碑を前に、アホの坂田との違いを懇切丁寧に説明しながら(ウソです)
開店間もない「越源」へ。相変わらず店主はクールであるが、そこが良い。
作業の様子が見える向かって左側の座席に着き、串カツ・スパムDX・玉子をオーダー。
鳥カツを頼み損ねたのが悔やまれる。

ここであらためて米国での生活を伺い(Oregonでの生活やトムウェイツの
コンサートに行った話)、かつ今後の観光作戦を練る。
が、グリコと通天閣はクリアしたし、USJや万博記念公園、
天王寺動物園やダイビルあたりでは芸がない。

おもわず店主に話を向けると「…大阪城っすかねえ。大阪にしかないし。」
ビンゴである。

<急>に続く
※写真はどっかの店で隣のオッサンが使用していたのと同モデル。
一瞬酔いが醒めた。

オレゴンよりの使者(破)_e0160330_512916.jpg

by shimac01 | 2009-06-04 05:04 | osaka


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